2016年06月10日

■What can I ?

失敗した
過ちを犯した

誰に話しても悪いのはわたしだとみんなは言うけれど
聞きたいのはそういう言葉じゃなくって
欲を言えば共感してほしいしわたしのせいじゃないと言って欲しい
せめて最期までわたしの話しを聞いて欲しい

何かをやってしまった時の人間は孤独だ
一気に味方がいなくなってしまうから
自分で何とかしなければいけないのだから

そんな時あなたはいつでも最期まで話を聞いてくれた
わたしの失敗も過ちも責めたりしなかった

頑張ったねって
辛かったねって
いつも優しかった
あなただけがわたしの孤独を
いつもと同じ表情で包んでくれる

用事が終わったらあっさりと離れていく人
都合のいい時だけ寄ってくる人
自分の利益のためにわたしを利用しに来る人

人って結局自分のためだけに行動しているって嫌悪さえしはじめている

ただあなただけはいつもと変わらなかった
わたしがどんな状態になってしまっても
あなたはあなただった

どんな失敗をしてもどんな過ちを犯しても
責められたりなんてしなかった
何も言わず最後まで話を聞いてくれる
わたしの行動を否定することもしなかった

ただ、がんばったねって
ただ、辛かったねって

くれたのはそんな言葉だけなんだけれど

みんなはそんな言葉さえ言ってはくれなかったし
そもそもそう思ってもいなかったんだろう

悲しみや虚しさ 失望や絶望 自分に対する嫌悪さえ感じていたのに
それでもあなたの心はわたいに寄り添ってくれた
いつでも味方でいてくれた

そんなあなたに甘えて自分は好き勝手していたこともあった
あなたがちょっと傷つくかもしれないって思いながらも
最後は許してくれる見捨てられるなんてありえないって

周囲にいる我侭で迷惑なやつらと見下していたのに
今は自分がそういう側に立っているのを感じてしまっている
あなたにはいっぱい我侭で迷惑かけてしまっている

すごく後悔したし嫌われたらどうしようって思ったよ
それでもあなたは絶対にわたしを見捨てない
心の奥底ではそう思っていて

浅はかだった
どんなことでも包み込んでくれるあなたに甘えていた
あなたなら酷いことしても裏切っても最後は許してくれる
勘違いの信頼を自分の中で築きあげてた
我侭言っていいんだ 失敗してもいいんだ 何をやっても許してくれるから
わたしは本当に我侭やりまくったよ

それでもやっぱりあなたは聞いてくれる

だけどなぜだろうあなたの顔は少し悲しそうに見える
普通の人から見たら全く気付かないような変化
でもわたしにはわかった

わかってしまったんだ

わたしの悲しみ失望絶望全てをわたしの代わりにあなたが背負っていたんだ
わたしの代わりに泣いて辛くて苦しんで

自分は何て狡くて卑怯で図々しいんだろう
結局は行き場のない捨て場所のない感情のゴミを
あなたに投げ捨てていただけだった
そんなゴミをあなたは何も言わずあなたが処理してくれていた
何の対価も求めずやっていくれていた

尽くしきれない感謝と
どうしようもない罪悪感と
どちらもあなたへ向けられずにいる

恥ずかしくて情けなくて顔を合わせられなくて
もう何日も会話さえできずにいる
どんな顔して会えばいいのかわからない最低な自分から逃げている

逃げるのにも疲れたらきっと
またあなたのところへ行くだろう
そしてまたあなたに癒やされたいと思ってしまう。
自分が酷い人間だって自覚していても
現実で失敗や辛いことがあっても
最期にはあなたのところへ自分を預けたくなってしまう

いいように使っているのは結局自分自身じゃないか。
また少し自己嫌悪してしまっても
あなたがいることで首の皮一枚精神が壊れないで済んでいる

いつでもあなたはわたしの心の安定剤だった
どんな価値にも代えられない

いつまでわたしの傍にきてくれるだろうか
いつまでわたしの心に寄り添ってくれるだろうか
きっとずっとそうしてくれるってわたしの心は穏やかだった
今でもまだ心のなかでは期待をしきっている

もし他の誰かへ寄り添っていたら
わたしは壊れてしまうだろう
でも絶対にあの人ならそんなことはしない
最期はいつも味方になってくれる
そうだよね?
どこにもいかないよね?

根拠はないけどずっと寄り添ってくれると思っている
なんて我侭で身勝手なんだと思いながらも
あなたの裏の苦しみや悩みは知らないようにしている自分
あなたの事情はきっと知りたくないんだ
知ってしまうのが怖いんだ

まだわたしにとって都合のいい存在で居て欲しい
どんでもなく最低な願い

でもわたしがもっと強くなれた時は
あなたの全てを受け止める

いつになるかわからない
多分とても長い先の話だけれど。

あなたの優しさをわたしにだけ独り占めしたいから
posted by nobu at 02:45|