2017年01月28日

■People all grow up to die.

ほしい物を買ってもらえず泣いている子供を叱る大人たちは
欲求に我慢をしいて感情に蓋をしていた自分に対して
立派な大人っていうどうでもいい成長をしたことへの
無意識の八つ当たりをしているように思えた
posted by nobu at 01:53|

2017年01月22日

■I think she is mixing me up with someone else.

ある本を読んでぼくは思った
自分の人生は生まれた時から決まっているんだと

彼女は言った
不自由は苦しいねと

それでもぼくは
変えられない人生へ責任を押し付けて
とても楽な生き方をしていると
そう言おうとして苦しい顔を作って見せた


ある本を読んでぼくは思った
自分の人生は自分で変えられると

彼女は言った
自由は楽しいねと

それでもぼくは
変えられる人生で背負う責任に
苦しい生き方をしていると
そう言おうとして楽しい顔を作って見せた
posted by nobu at 09:57|

2017年01月21日

■We are friends, aren't we?

今日も友人たちを喜ばせるための話題作りと気遣いをして
自分の部屋の外に自分の居場所を作りたかった

みんなと同じテーブルで食べるあたたかい料理は
一人の時より十倍くらい噛まなきゃ飲み込めなくて
飽きてすぐやめたダイエット食のような味がした

断れなくて行った飲み会で飲んだカクテルは
一人の時より十倍くらい薄い気がして
分量を間違えた時のカルピスのような味がした

部屋においでよと誘ってくるあの子には
客引きをしている店員のようにうざったさがあって
二人きりで話したことのないあの子には
鍵をかけ忘れたトイレを開けてしまった時のような気まずさがあって

結局落ち着ける居場所は作れないでいる自分の姿は
まるで昔読んだ絵本の中に出てきた意地の悪い魔女のようで
自分を持っていない人間からは好かれてしまう
ほんの少しだけ格好いい自分に酔いしれながら
人と同じではいられない寂しさと悔しさを
本当はみんなに愚痴りたくてたまらないでいる
posted by nobu at 01:09|

2017年01月17日

■He threw it away instead of me.

言いたくない出来事言えない失敗や失態
どうやっても上手く行かなかった
どうやっても綺麗にはならなかった
そんな過去の自分を全部なかったことにして
今を恥知らずに生きている裏のわたし

言えることと言いたいことと
なぜか上手く行ったこと
何故か成功したこと
そんな偶然の自分を全部努力と豪語して
今を恥知らずに生きている表のわたし

誰とでも仲良くしたくて誰の言葉にも頷いた
誰にも嫌われたくなくて誰とでも寝た
相手を思いやっているようで自分を守るためのようでいて
誰からも嫌われなかったけれど誰も好きにはなれていない
そんな中途半端な自分を時々襲う虚しさと
どうでもよくなってしまう自分の存在も
きっと明日には何となくの反省と後悔で
たぶんまた同じことを繰り返してまた
明後日くらいには別の人に興味を持っているんだ

底の浅いお皿のように上辺だけを磨いて綺麗になった風にして
上辺だけでわたしを見てくれる底の浅い人間が寄ってきて
そんな相手がお似合いだったけれど
どこまでも深く見つけてすくい上げて拭ってくれる
そんな人を追いかけては手を離してしまう
勇気も度胸もない自分が悔しくてらしくて納得してしまう

天気予報も今日の占いも見なくなったこの頃は
相手の機嫌と口ぶりを見て態度と気分を変える嫌な人間で
そんな小細工を優しいと勘違いする人たちは
単純で扱いやすくてそして羨ましかった

付き合いやすいって言ってくれる相手は信用しない
身勝手な人は自分の一部を見るようで辛い
浅い理由で怒る人とは付き合えない
屑なわたしが屑の選別をしているのは笑える
でも屑だと言われるのはちっとも笑えない

ほんとは複雑で扱いにくくて面倒なわたしを
全部わかって叱って受け止めてくれたあなたを
叱らせてしまったいけない自分を本当に後悔して
わたしは恥と我慢を捨てられたことを
でも嬉しかったってことをいつか伝えたかった

クローゼットと心の奥にしまい込んだ
送ることのなくなったプレゼントと言葉は
時間が経つほどに忘れることが難しくなってきて
捨てることも消すこともできずに
次にここから引っ越す時にもきっと
わたしと一緒に連れて行くことにした

全部捨てて燃やしてしまったらきっと
生きていることのわずかな価値や
わたいがわたしでいて変わらず屑でいるって責任やプライドも
何もかも消えてしまうような気がして
posted by nobu at 20:05|

2017年01月14日

■If you yield to the first temptation, you will have the less power to resist a second.

少し間が空いた時にこっそりロッカーへ行って
いけないことだけどこっそりメールを確認してしまう
あの人から届いていないかってそればかり気になってしまう
仲の良い友だちからのメールでもがっかりしてしまうくらい
ただ一人からだけを待っていて
それ以外は夜にでも明日にでも気が向いた時に
どんどん未来へ置いて行った

今日はどこへ行ってどんなことに楽しんでどんなことに顔を暗くして
どんな音楽を聞いて共感して目を閉じて聞き入っているのだろう

誰と会って笑って好感を持ったり連絡先を聞きあったり
誰と話して悲しんだり怒ったりしているんだろう

自分がこんなにも心配症で不安になったり嫉妬する人間だったなんで
昔恋人自慢や愚痴に興味なく相槌打っていたことがちょっと恥ずかしい

送るメールは何度も確認して絵文字もすごく選んで
それでも何回も書き直して結局送るのをやめたりとか
送ったメールが恥ずかしくて訂正メールを送ったり
無かったことにしたいと送った後に履歴から削除する意味のない作業

届いたメールを何度も読み返したり同じ絵文字を探したり
特に嬉しかった内容は鍵をつけて消えないようにした
すぐに返事をしたいのにわざと時間を空けて
気にしていないふりやがっついていないふりをした

この関係が途切れないようにこの思いに気付かれないようにして
他の誰かと付き合うことも他の誰かの好意も拒まないでいる日々は
全てがそれを偽るためのものでしかなくって
あの人との関係さえ終わらなければ好きでもない人と体を重ねることさえあることが
かなり後ろめたいけれどたいした問題じゃなかった

あの人のことを好きで居続けるこの毎日が
病気なんじゃないかと思うくらい気になってたまらない狂った自分を
他の人には置くことのできない心の一番の欲求を
今を生きていられる自分の意味や価値を
短くて太いこの指も
数える度にため息の出るホクロも
小さいとは言えない顔の大きさも
綺麗じゃない顎や鼻の形も
とても上手いとは言えない歌だって
ギリギリ許すことができたから


今日もお店は忙しくてその瞬間瞬間は目の前にいる
初めてとも何度ともまだわからない人たちと接し
じっくり見ていたら好みだったりまたこないかなって思ったり
そんな人もこの多くの人たちの中には何人かいるかもしれないと
時々妙に顔をほころばせて自然に笑ったり不自然に丁寧にしたり
一目惚れや運命の出会いとか特別な何かをみんなはただ待っているだけで
そんな誰じゃなくて誰かを探すだけの毎日のどこが楽しいのかと
半年前の自分には今の自分じゃない自分がいて
そこで生きていられたことが今では信じられないけれど
そこで生きていられたことを今では羨ましく思ってしまうくらいに
もろくて弱くて泣き虫になってしまったよ
posted by nobu at 23:08|