2017年12月07日

■Here, for example, is a very possible.

星座なんて興味なかったのに
君からの返事を待つ間
星と星とを指でつなぐが
晴れた夜の日課だった

みんなやってるからってだけで
作業でしていたゲームも
みんなが見てるからってだけで
何となく見てたテレビ番組も
君と話すネタにと思ったら
ちょっと楽しくなった

意味のないひとつひとつが
意味を持つようになっていく

だんだんと
自分の意志じゃなく染まっていくのは
ちょっと怖くてちょっと嬉しくて

自分らしさとかこだわりとか
そういうのを持ってる人への
憧れとか嫉妬とか
今はくだらない気がした

誰かを好きになることができた自分を
今は好きになれている気がした


うん
気がしただけだ
自信がないんだ


もし今一番大事なものを
失くしてしまったら
もし君を失うとしたら
嫌われてしまったら

そんな望まない例え話をするのが
嫌なのに好きだった


そんな不安を君の声で消して欲しい
そんな不安を君の声だけが消せる

何度も何度も好きか嫌いか
試すように聞いていしまう


意味をつようになったひとつひとつが
意味をなくしてしまいそうで
時には涙声で訴える

次の日には何もなかったように笑顔で
おはようとわたしは声をかける


めんどうなわたしでごめんね


うん
わかってる


そう意地悪く言った君の笑顔は
ちょっと憎たらしくて
最高に優しかった


P.S.

この前
小さい頃親にプレゼントした
下手な似顔絵を
今も大事にしているのを見て
恥ずかしくてでも嬉しくて
もう捨てていいよって言った

新しいの描いてくれたら
捨てるよって笑ってた

もし新しいの描いてもきっと
昔の捨ててくれないよね
posted by nobu at 23:20|