2017年08月15日

■I has lied to me again and again.

二人で会っても
三人でで会っても
四人以上でも
最後に手をふるのは
君にと決めている

まだそれでいいんだ

君が知っているわたしはきっと
もう少し一緒になんて言わない

まだ気付かなくていいんだ

君に知られたくないわたしはきっと
まだ行かないでって泣いてしまうことを


友達以上ではあっても
恋人未満にさえ
なってはいないよね

親友って言われることさえ
悲しくなってしまうから
ふたりの関係を確認なんてしない


今日はいつもより
またねって言葉を出し渋って
最後はいつもより
長い間君の背中を見送った


誰もいなくなって
いつものように
ずっと泣くのを我慢する

一度夜が明けたくらいじゃきっと
もう泣かないって我慢することが
できてないような気がしていたから


ため込んだ涙はもう
君の大きな両手からもきっと
溢れ出してしまうね

そんな笑えない冗談に
君が笑ってくれる夢を
枕を出し決めながら願っていた


今はそんな虚しい夢でしか
自分自身を救ってやれる方法が
思いつかなかったんだ
posted by nobu at 00:40|

2017年08月13日

■I could have asked for help, but decided not to.

送ったメッセージの返事を
まだ一ヶ月も先の誕生日プレゼントを待つように
すぐにこないとわかっていても
期待が止められなかった

届いた返事は
ラッピングされたプレゼントをあけるように
楽しみとちょっとだけ含まれた不安に
鼓動が自分自身へ伝わってくる

もう飴のひとつやふたつじゃ
喜べない大人になった今から
いつかは返事のひつやふたつじゃ
喜べない大人に変わるのだろうか

30分毎だったやり取りは
1時間2時間
1日2日と空けていく

冷めたとか飽きたとかじゃなく
だけどいつかそうなるのだろうと
少しでも暖かいうちに
少しでも暖かいまま
届いた言葉を開くことを
惜しんで躊躇ってしまう

いっそこのまま
さっき届いた好きって文字を抱いて
返さないでおこうかと
何度思っては結局返してしまっただろう


本当に大事なものはきっと
心の中に大切にしまっておくことなんてできない

心から離れてしまった時にはじめて
しまっておきたかったものだと気付くのだから


今の好きを
ここへ閉じ込めて鍵をして
その鍵も予備の鍵もどこかへ捨てて
もうどこへも行かないでと
檻の中で誓いをたてられたらいいのに

たぶん離れないけれど
たぶん消えてしまう思いと
たぶん切れはしない絆と
たぶん続かない恋

今君に言ったら
こんなバカな悩みに
一緒に悩んではくれないだろう

怒られてたり
悲しんだり
喧嘩したり

そうなってもいいと思えるほど
今のわたしには
覚悟もなければ
自信もないのだ

ただひとつ

照れ屋で撮りたがらない写真を
明日は勇気を出してお願いしてみよう
posted by nobu at 22:06|

2017年08月05日

■It's a secret, don't give it away to anyone.

ぼくが君以外の子の話をする時は
君は少し目を下に向け
僅かに悲しい顔をした

君は少し強がるように笑って
少し怖がるような声を出し
合格者番号を探すように
目を泳がせて
聞きたかった言葉を耳に
小さく頷いた

それだけで少し嬉しくて
それだけで何か寂しくて

お互いがお互いを好きすぎた二人は
数え切れないほどの思いやりが
傍にいてという言葉をいつも
また今度って言葉に置き換えてしまう

お互いがお互いの好意を探り合って
目の前にいない誰かの話をして
好きでもない相手を
褒めたりけなしたり

この話は秘密だよと
どうでもいい話題の共有を
お互いの心にため込んでしまう


幸せになることと
幸せでいることと
幸せにすることが
違う意味だと履き違えて
お互いを名前で呼び合う以上の束縛を
相手に求めることができなくて
同じ苗字を名乗る日なんて
きっとこないのだろう


だけど
そんなどうでもいい秘密が
二人をつなぐ切れそうな絆に
何錠も鍵をかけていく
posted by nobu at 22:13|

2017年07月28日

■I know you're only kidding.

今目の前にいる人

好きな人
たぶん好きな人
今だけは好きな人
今だけは好きでいたい人

ただ寂しい時に傍にいて
けどそれ以上の理由を
わたしは語れない

これ以上の言葉は全部
好きって気持ちを疑わないための
作り話になってしまう

その作り話の原案が
あの人との思い出だってことも
全部気付いてしまう


必死に理由を探すことにも疲れ
取り繕う言葉も枯れてきたから
そろそろ違う人を好きになろう

誰でもいいってわけじゃないけれど
きっと人から駄目だと言われる
そんな人を選んでいる


本当に好きになった人には
手をのばすこともできず
好きになってはもらえず
口先だけの
きれいやかわいいって表現に
わかっていても舞い上がって
何度もその人を困らせる

そんな本気で困った顔
わたしだって傷つくんだよ


自分が傷ついた分よりもきっと
多くの人を傷つけている
そんな自覚はある

別に好みでも好きでもない
そんな人の方がわたしには
寄りかかってくるのに


叶わないとわかっている
そんな恋をしてる自分と
叶わないとわかっている
そんな恋をさせる自分を
哀れを哀れで満たす自分を
いつまでも愛せないでいる

嫌いな人へ好きと
どれくらい嘘を付いただろうか

好きな人へ嫌いと
どれくらい嘘をついただろうか

もうどれくらい
君には嘘しか言ってないだろう

本当に好きなのは
君だけなんだと
告白して振られた時
今のは冗談だよって
嘘で本音を隠した

もしも将来年老いても
お互いにひとりだったら
一緒に暮らそうか?

いいねそれって
冗談を込めた君の答え

その嘘が本音であってと
例え話が終わるまでずっと
生まれてきてはじめて
神さまってやつに祈っていた

本音で本音を隠した
とてもずるい質問に
救いなんてないというのに
posted by nobu at 16:06|

2017年07月24日

■Give me a hug or a kiss and make everything be forgotten in the past.

一人も乗っていない車内で
思いっきり泣きたかった
汚い言葉で
自分をけなしたかったくて
もう何本の電車を見送っただろう

くるはずのない空の電車
くるはずのない君の着信

深夜を迎えた時計を
10秒毎に眺めながら
虚しくそれを待ちわびている
ばかな自分

楽しい思い出より
悲しい思い出が多くならないうちは
まだ取り戻せるんじゃないかって
そう言い聞かせながら
数えてた思い出は
悲しみが楽しさをこえてしまう前に
数えるのをやめていた

時間や人生を無駄にして
ほとんど零の希望にすがるのが
今の生きがいだっていう
いつか笑い話にしたいこの瞬間を
せめて君の夢の中で語らせて
posted by nobu at 01:54|